今後の株と為替について私の意見を記していこうと思います。
中期的に見て、
米国株と日本円が強いと思ってます。
逆にドルは弱いと予想しています。
【なぜ米国株が上がると予測したか】
まず米国株に関してはとにかく今年は下がりすぎていると感じています。
最近の下落はリーマンショックやコロナショックと比較されるレベルですが、
そもそも今回の下げにショックと呼ばれるべき構造的、崩壊的なシナリオが見当たらないと思っています。
インフレ懸念については、確かに過去にないレベルの上昇がみられていますが、
そのインフレによってリーマンショックのように大企業が倒産するだとか言った情報はほとんど見られません。
ロシア-ウクライナ戦争も危惧すべき事項ではありますが、すでに長期戦モードに入っており、
開戦当初よりは株価がすでに戦争を織り込んでいると思うし、
下がる要因としては弱い気がしています。
まあ、ロシアが核兵器を使えば状況は一変すると思いますが。。。
じゃあなぜ下げているんだろうか?
これはわからないですが、金利上昇は影響あると思っています。
政策金利の上昇が著しく、FRBのメンバーはとにかく今はタカ派だと思っています。
この由来として予想できることは、FRBは株価を下げたいのだと解釈しています。
株価を下げることで、今まで儲かってきた人、一財産を築いてしてきた人は、
「あ~、損してしまった。夢見るのはやめて、消費を減らして、地道に働こう」という気になります。
消費者の購買力が下がるのでやっとそれでインフレが収まるというわけです。
FRBの今の使命の一つはインフレの抑制ですから、
株価とインフレはトレードオフなのかもしれません。
しかし、その金利上昇も天井圏を迎えているのではないでしょうか?
景気後退の足が近づいていて、金利上昇に歯止めがかかる、
あるいは金利を再び下げるというような場面が近づいているのではないでしょうか。
とりわけ最近は市場のサイクルが回るスピードが速くなっているのはないでしょうか。
コロナショックで株価は落ち込んでも、すぐ金融緩和して、数か月で大きくカムバックして、
コロナ年の次の年にはテーパリングの話が出て、
今年は金利上昇をもろに受けてと、
スピード感が上がっているように思います。
なので次の利下げも思っているよりも早く起きる可能性は比較的あると思っている次第です。
利下げすれば、株価としては上を目指す展開になってくると思いますが、
それが来年中にも起こる可能性はあるのではないでしょうか?
【なぜ日本円】
日本円-ドルも今年一年で大きく変化してきました。
年初は115円だったのに、現時点(22/10/29時点)ではなんと146円。
実に27%程度変わっているということになります。
株じゃないんだからボラティリティ高すぎですね。
しかしこの原因は金利差であるのは明らかです。
米国が金利を上げていく中で、日本は上げる予兆すら感じない。
この変化に投機マネーが入り、円安に進んできたといえるでしょう。
確かに日本の経済が死んでいるからとかもあるかもしれないですが、
このタイミングの変化であれば金利差を疑うのは普通ではないでしょうか。
そうすると、今度は金利差拡大のトレンドが終わり、逆に金利差縮小のシナリオが見えてきます。
年内あるいは年始くらいまでは、金利差拡大の影響で円安に振れることがあるかもしれないでが、
それ以降は金利差縮小して円高に振れてくるのはと予想しています。
これから150円、160円の水準には向かうが半年ごとかを考えると、135円、130円、あるいは120円くらいまでは戻ってくるのではないのでしょうか。
これが今後円高に振れると予想した理由です。
まとめ
現在私はポートフォリオの整理をしていて、
ドルを円に変換、ドルを株式に変えています。
これが数か月後実を結べばいいのですが。。。
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